アラフォーでバレエ留学したもふこです。
もふこは何歳になっても留学は遅くないと思います。留学しようか迷っている方、行きたい時が行くべき時です。この記事では社会人留学経験者であるもふこがそのメリットとデメリットをご紹介します。
- 留学しようか迷っている社会人の方
- 留学が夢だった方
- 留学のその後が知りたい方
この記事を書いている人
中学生の時から留学や、将来英語を使った仕事につくことを目指してコツコツ勉強
2017年-2018年、アラフォーでハンガリーにバレエ留学し、帰国後外資系企業に就職
英語を使った仕事にこだわって、なんだかんだ10年近く英語を使って仕事をしている。
社会人留学のメリットとデメリット
メリット
経験値が上がる
海外に住むとびっくりするようなことが起こります。私は大家ともめて大使館に相談に行ったりしました。そういうこともみんな経験。死ななければなんとかなります。ここで得た問題解決能力や、交渉力は帰国後に絶対に仕事に役に立つ。
語学力が身につく
海外で生きてれば多少なりとも語学力は上がります。オススメは語学留学ではなく、何か好きなことを外国語で学ぶことです。すでにある程度好きで知識があることなら外国語も入って来やすいです。
仕事の幅が広がる
例えば英語を使う国か、あるいはハンガリーのような現地語はあるけど留学生には英語で授業してくれるようなところに行けば英語力が上がります。英語で発表したり、論文読んだりさせられます。友達と相談しながら進める必要もあるので勝手に英語力は上がります。
帰国後同じ職種に戻ったとしても、英語ができるだけで仕事できる相手が何倍にも増えます。日本ではまだまだ英語だけできる人はいっぱいいますが英語で仕事をできる人は評価が高いので、年収アップが見込めます。私は帰国前と帰国後で200万円ほど年収が上がりました。
夢を叶えられる
夢が何かにもよりますが、いつか行きたいとか、若い頃行きたかった!という人は行くだけで一個夢が叶います。行けた自分に自信が持てます。
デメリット
会社を辞める必要があるかもしれない
現職に不満がない場合には教育休職制度などがないか、ないとしても休職させてもらえないか上司に相談してみることをオススメします。リモートワークが進んでいる会社の場合には多少留学先で仕事をすることもできるかもしれません。
私は全然仕事に関係ないバレエ留学だったのでダメでしたが、業務に関連するようなことであれば会社からお金を出してもらうこともできるかもです。
ちなみに今まで真面目に勤務していたことが前提になると思います。会社にとって、抜けたら困る人物であればそれなりに相談にはのってくれるのではないでしょうか。
キャリアにギャップが発生する
退職していく場合には無職になるので履歴書は空白になりますが、留学経験を買ってくれる会社を帰国後に探せば良いと思います。内資系は綺麗な履歴書を求める傾向にありますが、外資ならその経験を面白がってもらえたり、同じようなことをしている人がいる可能性が高いです。私の同僚も前の会社を一年くらい休職して海外留学したそうです。同じような人が集まってくるのです。
お金がかかる
学費と滞在費がかかります。奨学金という手もあるかも?
行き先をアメリカとか、イギリスとか、オーストラリアとか高そうな場所にしないで物価の安いところにする、という手もあります。東欧はそういう意味でもオススメです。
仕事する上でめちゃくちゃ綺麗な英語を話す人ばかりではありません。特に日本で外資で働く場合にはアジアの人が主な取引先になったりします。むしろインド人の英語とか、シンガポール人の英語を聞き取れる方が役に立つ場面も多いです。
どこの国にも語学学校もビジネススクールもあります。どこで勉強してもあまり変わらないのではないかな、と思います。
周りが若い
社会人向けのコースに入ればまだマシかもしれませんがそれでも35才以上はあんまりいないかも??
学校に行くということはテストがある
学ぶのは好きですがテストは好きでない私はこれがとっても辛かった・・・。テスト勉強頑張りましょう。
留学して何を学ぶか
仕事に活かせるようなことをするのが一番安全なのかもしれませんが、せっかく行くので自分の興味のあることを突き詰めて学ぶのも良いのではないでしょうか。
私はバレエの先生になるコースに行きましたが本当に先生になりたいわけではなかったのでちょっと失敗したかな、と思いました。周りの同級生に対しても失礼だったかな、とちょっと思ったり。でもバレエ学校に行ってレッスンも受けて、これからバレリーナになる未来ある生徒たちのレッスンやリハーサルをみることが出来たのは嬉しかった。
社会人留学だからってビジネス関連でないといけないわけではありません。何を学んでも、次の仕事に絶対プラスになります。あまりビジネスにこだわらずニッチな分野を学ぶのもありかと思います。
帰国後の進路
私はチキンで無職が不安だったので帰国の半年前から就職活動をはじめ、ハンガリーから電話で面接を受けて採用が決まりました。仕事は留学前と同じで、外資系の会社に入りました。もともと自分の仕事に不満はなかったので同じ職に戻って、大好きな英語を使う環境で年収も上がってハッピーでした。
ただ、留学経験を生かして全く別のことをすることもできると思います。
日本では、まだまだ「英語で」仕事ができる人材は重宝されます。留学前に何かのスペシャリストだった場合、英語力をつけて帰国すれば強力な武器になります。
そもそも帰国しないという選択肢もあり
今思えば3年くらい住んでもよかったかなーと思います。現地で就職活動をして見てもよかったかも。ビザの問題があるのでそううまくは行かなかったかもしれませんが、例えばハンガリーにこだわらずヨーロッパに滞在中にいろんな国の会社にApplyしてみるのもありだったなーと思います。
ただ結果的に、帰国後すぐに父の病気が発覚し、在宅フル活用でできる限りそばにいることが出来たので、帰国が正解だったのかもしれません。
まずは情報収集から
社会人留学について検索するとおケイコ留学なども出てきます。私が留学しようと決める前に、ある友人に言われたのが「1ヶ月でも、3ヶ月でもいいから行けばいいじゃない」という言葉です。これはとっても背中を押してくれる言葉でした。別に長期で行かなくてもいいのです。2週間行ってみて、よかったら長期で行く、とか色々方法はあると思います。
留学先で一生の友達になれそうな友人たちにも出会えました。何を勉強するかも大事ですが、留学先で出会う人たちが一番財産になるのかもしれません。
もふこの留学体験
留学に至るまで
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