犬の車酔い。柴犬の飼い主が実践した予防策とその効果

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ワンオペ柴犬オーナーのもふこです。

もふこの飼っている柴犬は車酔いをします。

いろいろな対策をした結果、少しずつ症状は軽くなってきました。

この記事ではもふこが実践して効果のあった犬の車酔い対策をご紹介します。

犬の乗り物酔いに困っている人の参考になったら嬉しいです。

こんな商品もあります。

犬は車に酔う

恥ずかしながらもふこは犬が車酔いすることを知りませんでした。

最初に犬を迎えた時にトータルで2時間以上車に乗せて連れてきました。その時に全く酔っている様子がなかったことと、昔実家で飼っていた柴犬を車に乗せて、家族で東京から新潟まで移動したことがあり、その際にも酔っていなかったので、犬が車に酔うという認識がそもそもありませんでした。

ある日、自宅から1時間ほどの実家に車で犬も連れて行こうとした時に、何の対策もせずにクレートに入れて車に乗せたら道中げーげー吐いてびっくりしました。

<もふこの犬の車酔いの症状>

  1. まずは、よだれがダラダラで出ます。
  2. 吐きます

ここでいろいろ調べた結果、犬も車に酔うということが初めてわかりました。この時の経験は強烈で、一人で具合の悪い犬を乗せて運転するのはすごく怖かったです。また、クレートに入れていたのでクレート内がどんどん汚れるし、途中で止まれるような場所も咄嗟には見つからないし、どうしたらいいのかわかりませんでした。

車酔い対策

上記の経験から、車酔い対策として以下のことを実践しました。

まずはクレートに入る練習

もふこはワンオペなので、車内で犬をフリーにしておくことはできません。事故が起きた時の安全性も鑑みて、必ずクレートに入れたい、という強い思いがあります。

しかし一度クレートで車酔いをして吐きまくった記憶のせいか、車に乗せたクレートに犬が入りたがらなくなってしまいました。

毎回車に乗せるのに20分くらい格闘する羽目に。。いくつかクレートの種類を変えたりしました。

バリケン(小)

最初に買った小さいバリケンです。これに入って移動中に酔って吐いたので嫌な思い出になってしまったかもしれません。普段使いもしていたのですが、高さもあるし、車で使うのには少し使い勝手が悪かったです。

クレートについてはこちらの記事に詳細があります。

ソフトクレート

車酔いに困っている話をしたら近所の人が貸してくれました。

これは少し大きめで、車の後ろの座席の幅を半分以上占領してしまうのですが、折りたたんでしまえるので使い方によっては非常に便利です。

犬がゆったりと横たわれるし、メッシュで通気性も抜群なのでスペースに余裕がある方が酔わない、という場合には良さそうです。

リッチェルキャンピングキャリーダブルドア

最終的に車用として落ち着いたのがこのクレートでした。*もふこが買ったものは既に生産が終わっているようで、新しいバージョンのものがこちらです。

なんと言っても上にも入り口があるので、どうしても自分から入らない!という時には上から抱っこで入れることもできます。もふこは安全性を考えて車ではハードケースに入れたかったのでこれが一番いいと思いました。

クレートに無理やり入れるのは良くないので極力したくないのですが、具合が悪い時など緊急事態の時に上から入れられるのは良いと考えています。

クレートについての詳しい記事はこちらです

散歩の前にクレートに入っておやつ

クレートに入る練習として実践したのが、毎朝散歩の前に車のクレートに入っておやつを食べる、を繰り返すことでした。クレートにおやつを入れて、「ハウス」のコマンドでクレートに自分で入ったら扉を閉め、またおやつをあげる。これを根気よく毎朝繰り返しました。

目の前の公園に毎朝車で通う

次に実施したのが、歩いて数歩の目の前の公園に毎朝車で公園に行くようにしたことです。

ある犬友さんから、自分の犬も酔うが毎日車で5分の病院に通わないといけない時にそうしたら慣れた、とのこと。やはり慣らすのが一番大事なので、公園に車で行くことにしました。
また、週に一度は車で15分くらいの場所にある公園に行きました。
毎日繰り返していると何も言わなくてもはいはい、みたいな感じで自分でクレートに入るようになりました。車に乗るってことは私はクレートね、と理解したご様子。普段から乗り慣れることが大事だと思いました。

遠出する

車に慣れさせるため、遠出の計画を頻繁に立てました。お友達犬を誘ったりして、1時間半~2時間程度のところへ行ったり、犬のイベントに行ったりしました。
伊豆や箱根に泊りがけでいきました。

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車に乗る日にする準備

30分以上車に乗る場合には、いろいろ下準備が必要です。

  1. 車に乗る4時間前くらいに少量のご飯をあげる
  2. 乗る前にいっぱい運動させて疲れさせる
  3. 一時間以上かかる場所に行く場合には事前に休憩場所を決めておく
  4. 念のために酔い止めをもらっておく
酔い止めについて

二か所の動物病院で酔い止めください、と言ったら、一方は精神安定剤のようなもの、もう一方は吐き気止めをくれた。どちらがいいのかはよくわからないのですが、共通して言えることは薬を飲んだからといって吐かないわけではない、ということです。

もふこは極力薬は使いたくなかったのでいろいろ車に慣れさせる方向で頑張っていますが、犬が辛いのが一番しんどいので、念のために酔い止めをもらっています。

試行錯誤の結果、車に慣れて症状も改善した

いろいろ頑張った結果、全く酔わない訳ではないですが、ゲーゲー吐くということはなくなり(事前にそんなに食べさせないからということもあります)、よだれの量も劇的に減りました。

以前はちょっと乗るだけではぁはぁ、よだれダラダラでしたが、今ではよだれはほとんどないです。

また、いろんなところに出かけたので車に長く乗るといいことがある、と認識してくれているのかなぁと思います。

根気よくクレートに入れる、車に慣れさせる、を繰り返したのが良かったと思います。

まとめ

車酔いする犬は、

  1. まず車に乗ることに慣れさせる
  2. 食事は控える。4時間くらい前に少量食べさせる
  3. 乗る前に運動して疲れさせる
  4. 1時間ごとを目安に休憩を入れる。休憩ポイントは事前にチェックしておく

のが良いと思います。

もふこの犬はものすごく重度の乗り物酔いというわけではないが、酔う犬との二人旅は結構しんどいです。
練習することでかなり改善はするので、車に乗って楽しい場所、新しい場所に行くと理解すると嫌がらないと思います。

また、電車の方が酔わないし楽なことは確かです。距離に応じて使い分けたいと思います。

車酔いのわんちゃんの参考になれば幸いです。

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